今日の料理のご紹介は、害草ともよばれ厄介者あつかいされているシロバナセンダングサを使ったパスタ。1年じゅう屋久島でとれる野草で、繁殖力が旺盛でアペルイ農園ではいつもいます。ヤギも鶏も大好きは草で、アペルイとしては雑草ではなくて、なくてはならない生きもののひとつとして認識しています。僕らは以前は食用にはしていませんでしたが、近年、その薬効が注目されていることを知ってからは、料理長がさまざまなレシピを楽しそうに考案し食しています。おいしいですよー。
解熱、解毒、利尿作用またアトピ-性皮膚炎や糖尿、動脈硬化に効く成分が含まれていることがわかっているそうです。
また明治薬大が天然薬物研究として、がん予防効果、抗アレルギー効果、抗酸化作用効果のスクーリングをしており、琉球大学では用途研究や製品開発を研究しているそうです。
このセンダングサの仲間のタチアワユキセンダングサは宮古島では健康食品、健康茶、化粧品として商品化されています。
沖縄でも屋久島でも、大繁殖しているシロバナセンダングサは今、南の島の大地や生きものに必要とされているミネラルや栄養を必死に補給しようとしている。僕は密かにそう思っています。(ブログに書いたらもはや密かにじゃないけど。。。) だから、鶏もヤギも大好きでいつも食べていて元気いっぱい。人にもきっと・・・
食材
- パスタ(グリーンコープ北海道産小麦ロングパスタ)
- シロバナセンダグサ(アペルイ農園)
- にんにく(屋久島産。今年は不作でアペルイのニンニクは終了しています。)
- 唐辛子(アペルイ農園)
- 塩(アペルイ自家製)
- オリーブオイル(れなり)